259

パワーアンプ

フラッグシップ“159”の思想を継承
伝統のバウハウスを現代に昇華させた
次世代のリファレンス・モデル

コンセプト

“259”は、45年以上にわたり培ってきた同社のオーディオ技術とクラフトマンシップを結集し、開発されたパワーアンプです。
伝統のフルバランス回路を基盤とし、爆発的なクレッシェンドから繊細なニュアンスまで、音楽に込められたあらゆる表情を忠実に描き出します。
卓越したサウンドと洗練された造形美。そのすべてにおいて同社の新たな到達点を示すリファレンス・パワーアンプです。

出力段

大型スピーカーを朗々と駆動する極めて強力な出力段

出力段には、片チャンネルあたり12 パラレル・プッシュプル構成、合計48 個のバイポーラ・パワートランジスタを採用したA/B級アンプを搭載しています。
フラッグシップ“159”と同様の出力段構成を採用するとともに、後述する高効率な放熱処理との組み合わせにより、その性能を最大限に発揮。大出力時においても優れた安定性を維持し、大型スピーカ ーを余裕をもって駆動します。
圧倒的な駆動力と高い制動力により、音楽のダイナミックレンジを余すことなく再現するとともに、スピーカーを力強く、かつ正確にコントロールします。

電源部

最適化された電源部

電源部には、931VA の容量を備えたカスタムメイド・トロイダル・トランスを採用。
巻線には一般的な設計よりも太径の銅線を使用し、わずかに小型化したコアとの組み合わせにより、最大150%の過負荷耐性を実現しました。
さらにトランス全体を金属製カバーで完全にシールドすることで磁気ノイズの影響を徹底的に低減。
加えて、トランスを最適な高負荷領域で動作させる独自設計により、電源由来の高調波成分を効果的に抑制しています。

技術①

■音質劣化を防ぐ「トランスペアレント・アウトプット・リレー・テクノロジー」

“259”では、ダンピングファクター5,000以上を実現するため、出力段における接触抵抗を徹底的に低減しています。
その一環として、1チャンネルあたり4基のデュアル・リレーを採用し、スピーカー出力経路の抵抗を最小限に抑えています。
“259”は可変機能を持たないシンプルな構成でありながら、5,000以上という極めて高いダンピングファクターと優れた低歪特性を実現しています。

技術②

■高純度の信号伝達を追求した銅製バスバー

出力段とスピーカーターミナルを接続する大型の無酸素銅製バスバーにより、接触抵抗を極限まで低減、グランド基準を高精度で安定化させます。 更には出力抵抗を極限まで低減する事で、ダンピングファクターを理想的に最大化させます。

また、この無酸素銅製バスバーと出力段の接続には、ハンダ付けに代わる接続手法「プレスフィット・テクノロジー」を採用。 機械的な圧力のみで金属同士を密着させることにより、はんだのような第三の物質を介在させない、従来のはんだ接続を上回る極めて低い接触抵抗を実現。本機が一貫して追求する「接触抵抗の最小化」という設計思想を支える重要な技術となっています。

技術③

■独自のパッシブ冷却システム

冷却ファンなどの可動部品を一切使用しない100%パッシヴ冷却システムを採用。
出力段の基板を無酸素銅製プレート上に直接マウントすることで、パワートランジスタをはじめとする発熱源からの熱を素早く拡散し、不要な熱の滞留を防ぎます。
更に、シャーシ底面にはパンチング加工による通気口を設け、筐体全体で効率的に放熱を行う構造は、筐体内部の温度を常に均一に維持させます。

これらの総合的な冷却機構により、出力段および電源部は常に理想的な温度環境で動作し、熱損失による電力ロスを極限まで抑制。その結果、各回路・部品の性能を最大化し、ブルメスターが理想とするサウンドを安定して実現します。

ハンドメイド

熟練のマイスターによる信頼のハンドメイド

使用するパーツの1 点1 点は、全てブルメスターが設ける高い品質基準に合格した物のみを使用。
大電流を扱う回路の受動部品に関しては、カスタムメイドされた専用部品を採用しています。
さらに、全て同社の熟練の技術者によって組み立てられ、実際の動作条件下での厳格なリスニングテストを含む、数日間のバーンインを実施。
出荷には全てのテストをクリアする事が求められ、最高の品質を保証します。

デザイン

ブルメスタ-を象徴するデザイン

エクステリアは、同社のフラッグシップ・モノラル・パワーアンプ“159”を踏襲しながら、よりモダンで美しいデザインに昇華しました。
ハウジング及び周囲のヒートシンクは同社の伝統的なホワイトアルマイト処理を施した高品位アルミニウムで構成、虚飾を排したトップパネル、周囲からはネジを視認させない美しくフラットなデザインは、同社の永年の歴史と伝統を重んじたバウハウスの設計思想に基づいています。


仕上げはBurmester伝統のシルバー仕上げに加え、ブラック仕上げをラインアップ。
どちらもアルミニウムの削り出しによるボディにアルマイト処理を施しており、ブラック仕上げではよりシックでラグジュアリーな質感を演出します。

仕様

・型式 ステレオパワーアンプ(A/B級)
・入力系統 バランス(XLR)×1(3番HOT)
・出力系統 スピーカー×1
(Yラグ、バナナプラグ両対応)
・入力インピーダンス バランス:28kΩ
・定格出力 ステレオ:465W+465W(4Ω)
モノラル:950W(4Ω)
・ダンピングファクター 5,000以上(100Hz/4Ω)
・周波数特性 0.1Hz~400kHz(-3dB)
・S/N比 125dB以上(20Hz~20kHz)
・全高調波歪率 0.0006%以下(1kHz/50W/4Ω)
・ゲイン ステレオ:34dB
モノラル:34dB
・消費電力 スタンバイ時:0.5W未満
電源ON無信号時:150W
最大:2,445W
・外形寸法(突起部含まず) W450mm×D450mm×H450mm
・本体重量 83kg

※モノラル仕様もご指定頂けます。

ステレオ
モノラル